間伐材

間伐とは

間伐とは成長に伴って混み過ぎた林の立木を一部抜き伐りすることです。 現在、日本の森林は十分な手入れなされず、荒廃が目立つようになりました。荒廃した森は、土壌保全や土砂災害防止機能などの公益的な機能を発揮できず、台風などの被害を受けたり、大雨などによって、土砂災害を起こしやすくなったりしています。さらに二酸化炭素を吸収する働きも低下し、温暖化防止機能も低下します。

間伐が行われない理由

間伐をはじめとする森林の整備(手入れ)を行ったり、主伐(収穫のための伐採)を行ったりしても、間伐材は売れず、また手間をかけた分コストが上がり、さらに売れづらくなり、採算が取れず、赤字になってしまいます。また、一部の山村地域では、林業の衰退とともに、地域の活力も低下し、林業離れによる後継者不足、林業就業者の高齢化などにより、林業経営者の意欲は低下し、若者は都市部へ雇用を求めるようになりました。
間伐の重要性
  • 残存木の成長の発達が促進され、風雪被害に強い森林に
  • 林内の光循環が改善し、下層植生が繁茂することで、表土の流出を防ぐ
  • 様々な動植物の生息、生育が可能となり、種の多様性が向上
  • 病虫害に対する抵抗性が向上

  • なぜ森林を守るべきなのか

    下図のような利点があるからです。